daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

ひとこと、ふたこと、みこと#6

この前の今日のダーリンで、「未来からの視野」で物事を見るという話があった。これはとにかく目から鱗で、こんな考え方があったのかと思わされた。もう今日のダーリンなので、読めないわけなのだけど、あれは読み逃した人は損してるなーと個人的には思っていた。

 

未来からの視野で物事を眺めるというのは30歳を超えた今の自分にすごく大事な視野になると思っているので、来年の姿勢が決まった。背筋を伸ばして。

ひとこと、ふたこと、みこと#5

ソーシャルゲームがなぜソーシャルなのかと考えた時にたとえば、レイドと呼ばれるような仲間になって戦う部分か?と思っていたのだけど、それって結局はオンラインゲームだよなって思った。

 

僕はそんなにFGOとか流行りのスマホソーシャルゲームをやるわけではないけど、1つ半年以上やっているゲームがある。そこで分かったことは、たぶん今は攻略サイトや攻略情報(ツイッターやブログ)がすごく機能しているということ。そして、それを作っている人はソーシャルにいていわゆるCGM(から有料ライター)が重要なこと。ゲーム時代にソーシャル性はなくてもゲームを取り巻くかたちがソーシャルになっているということなのかなと。

 

facebookにおけるZyngaがそうだったように、SNSとそのまま結合するのではなく、ゲーム自体を取り巻く情報にも価値がある状態がソーシャルゲームという時代になっているんではないかなーと思った。マンガアプリに置き換えた時、そのソーシャル性を持ったアプリはあるのか。紙のジャンプが持つソーシャル性を持つアプリができた時、面白いことになりそうな予感だけがある。

ひとこと、ふたこと、みこと #4

チームチャットをしていると、誰となく相談することがあるけど、人数が増えれば増えるだけ効率が悪くなる。

 

こういう時の改善方法としては、相談先を指定するというのがある。チームが5人を超えたら意識し始める必要があり、10人を超えたら、マストになってくる。

 

うまく相談できていないメンバーに代わりに指定してあげることで円滑に動くこともよくある。プロジェクトリーダーの仕事の1つではあるものの、メンバー側が上手くやってくれるとよりやりやすいことでもある。

ひとこと、ふたこと、みこと #3

http://www.1101.com/home.html?utm_source=rss&utm_medium=2017-12-11

 

今日のダーリンで、テキストエディターが思考の癖を作ると書いてあって確かになと個人的に思うことことがあった。ちょうど最近、スライド形式で資料を作るのが不便だなと思うことが多くて、思い切ってワード形式に変えてみている。

 

これはきっと確かに頭の使い方が変わるなと思っていたのでタイムリー。31歳、変化を受けて入れて大きくなっていきたいです。

ひとこと、ふたこと、みこと #2

ものづくりの現場の良いところの1つに、物が出来上がるときに原始的な多幸感に包まれることがあると思っている。

 

では、物が出来上がるとは何か。自分たちがこれは便利だなーと思って作ったものが、ユーザーやクライアント、運用者、社員に共感されて喜んでいる人の顔を見た時、物はきっと出来上がっているはず。

 

今日、その現場に立ち会った。僕が、はてなに入ってから、何度も何度も味わっている最高の瞬間。

ひとこと、ふたこと、みこと #1

回り回って、今はコンセプトや思想の戦いが、局地的に増えてきている気がします。大きい方向性では、コンセプトや思想での戦いではないと思うんですが、チームや会社というレベルではそのレベルで競争は生まれている気がします。

 

変化よりも考え方が大事になる時代だからこそ、改めてマーケットの未来に興味が湧いています。

10年前の僕の決断が10年後の僕を支えている

少し間が空いてしまいましたが、7月31日に31歳になりました。はてなに入社して3年半、本人にとっては激動の3年半ですが、周りから見るとそこまで大きな変化はないかもしれません。なんだかんだ言って出版の仕事に専念することになったのが最近の大きな変化でしょうか。

10年前大学3年生だったころ。文部科学省東京大学と連携して行っていた産学連携コンテンツプログラムに参加していました。そのころ、僕はコンテンツよりもメディアやニュースに興味があり、それこそ広告の方がビジネスとしても関心が強かった時代です。コンテンツプログラムはコンテンツ産業にかかわるビジネスやクリエイターを育てることを目的に、各業界のトップを招いて実践的な学びを得るという目的で単位なども存在する修了プログラムでした。基本的には大学院生の受講を想定されていたのですが、学部3年生からでも受けることができたので、なんとか試験を通過し、2年間かけて様々な経験を積み上げることができました。

 

その結果、メディアよりもコンテンツ産業に興味が出てきたという意味で、今の自分の人生を思うと非常に影響力の大きかった判断だったと思います。そもそもそのコンテンツプログラムを受けようと思ったのは、大学に受かって東京に出る際に見た「イノセンス」に関する特番でした。そこで、鈴木敏夫石川光久という日本が誇るトッププロデューサーの仕事を見て、なんてプロデューサーの仕事は面白いのだろうと思っていたことがありました。なので、コンテンツプログラムに御両名が講師として名前を連ねられていたことが大きなきっかけだったことをよく覚えています。

そこからいろいろと会って、コンテンツの仕事に近づきつつ、離れつつということを繰り返してきました。20代という年を考えると、コンテンツだけではなく、コンサルやインターネットサービスなどの事業やプロダクトを見てこれたことは非常に大きな経験だったと思っています。

 

そんな中で30歳という節目を迎え、僕はこの30代をどう生きるのかと1年間悩んできました。先日、急な話で海外に出張することになりました。子どもが生まれて以来の海外で6年ぶりくらいだったので、パスポートがちょうど半年前に切れていました。そこからがハードラック続きで、パスポートを発行するには、社内の決裁が下りていない今のタイミングで土日に東京へ行き、すぐに帰ってきて月曜日に京都で申請しないと間に合わないという状況になりました。社内の決裁はもちろんすぐに降りたのですが、あまりにもタイトなスケジュールで、あきらめるべき状況に陥っているのかもしれないとさえ、感じていました。それでも、どうにか東京に行けないか、東京にパスポートを取りに行くべきなのではないかとずっと考えていました。

この時にたぶん、ああ自分はこの出版業界のために本気で自分の人生をかける覚悟があるんじゃないかと不思議と覚悟に気づくことができた気がします。出版業界が今後魅力的な業界になるかは正直不透明だと感じて踏ん切りをつけられていなかった自分に、なにか不思議な力が働いて、業界じゃないよ、お前の覚悟だよって背中を押してくれたような、そんな感覚になっていました。最高にハイってやつだったのかもしれません。でも、この瞬間に、はてなで出版業界に向けてやっていく強い覚悟が決まったと感じています。

 

今この自分の判断が正しいものだったのか、正解だったのかそういう問いに答えはありません。でも10年前の自分が偶然たどった選択肢が、今の僕の覚悟の後押しをしてくれたように思っています。あの頃にあれだけの方に学べたという責任を少しでもこたえたいと強く思っています。その気持ちが今の自分を少しだけ前に進めてくれているように思っています。これからの10年、信念をもって過ごせるように覚悟をもって頑張っていきたいと思っています。

 

10年後の僕はきっと、また10年前の僕に感謝することでしょう。そうやって人生を歩んでいきたいと思います。