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daily thinking running

はてなのプロデューサー(86世代)として日々想い、走る日々。

妻との夫婦関係と二人の娘との関係から見る執行役員

はてなは8月1日より新しい期が始まっています。飛躍を続けていくために、メンバー一丸となって頑張って行きたいと考えています。その中で普段難しいなぁと感じている部分などを今日は書いてみようと思います。

 

はてなは、多くのユーザーの皆さんに利用いただいているサービスですので多様なユーザーがいるという前提で開発をしています。そうなると自分自身やチーム全体の大事なビジョン・思いを大事に主張していきつつも、客観的にサービスと向き合い、多様なユーザーにとって満足の行く開発を目指していくことになります。そこで、時に敢えて客観的に客観的に自分の考えを進めていくのですが、その中で自身が客観的になりすぎて 自己感覚について嘘っぽさを感じることがあります。個人的な思いだと認識しているものも実は客観的な物の考え方で生み出しているだけで、本当にこれを自信を持って便利だと言えるものを開発しているのか、そういった不安を感じることも有ります。

 
そう言った際に我に返るために、自分の根源的なものを呼び覚ます装置というものを持つようにしています。私の場合は多くは、大好きなマンガを読むことに有ります。
 
仕事にそのまま繋がるわけではないのですが、人生の節目節目に読んでいたマンガを改めて読み返すことで、自分自身の中の情熱を再確認するということをしています。
 
私はプロデューサーという職種で、多くのメンバーと共に働く機会があります。責任範囲が広く、社内でも様々な職種の目線で客観的に考えておくべき範囲が広くならざるを得ない職種です。その中で、デザイナーやエンジニア、営業、法務、財務といった専門的な職域のメンバーと仕事する際に、あまりの関係範囲の広さ(とそれに伴う前提知識の不足により)に無自覚に怯んでしまうこともあると思います。私は、生来の好奇心から、ひるまずに出来るだけ向き合っていこうと考えるタイプです。
 
ただ、そうなると外国の旅のように自分が自分でなくなる感覚があり、自分がやりたいことってなんだったっけと感じることも有ります。ユーザーの皆さんと向き合うのと同様に、社内のメンバーと向き合うことも、自分自身の自我から少しずつ離れていく感覚があります。やはり、そういう時はそうならないように繋ぎとめておく装置として、マンガを読むようにしています。
 
執行役員というものを目指していく中で、より責任範囲が広がることに対する覚悟が必要です。怯えずにいるためにも、自分がいなくならないための根源的で歴史的でつながりの深い何かを持つことを大切にしていきたいと思っています。
 
この話は、子どもとコミニケーションを取る際に父親であるという自覚がありつつ、妻の前でも夫としてはなく、父親としてと振舞っていることに気づいたことから、仕事に展開して考えてみたものです。こういったプライベートの何気ないことから改めて自分を振り返ってみるのも面白いなぁと感じています。