daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

はてなブックマークとwebマンガが相性が良い話

2014年の11月ということで1年以上前になるのですが、すごく感動したことが有りました。モーニングアフタヌーンイブニングという講談社さんの青年誌のwebマンガサイトに新人賞を獲得した作品が載りました。それを見つけたユーザーさんがいらして、あれよあれよとブックマークが伸びていきました。

その後、50Usersまで行った結果、@hatebuでもTweetされました。そこからがすごかったです。9072RTまで伸び、かなりのTweetのimpressionと実際のリンククリックにつながりました。それを見た時に、はてなブックマークの1つの特性を実感しました。

 

それは、「フェアネス」です。@hatebuの特性の1つである、50Usersは少なくとも50人が面白いと言った記事・コンテンツであることを保証しています。新人賞という非常に無名な作家でも、50人が面白いといったのであれば、マンガに興味がある人が無料であり、時間があればついつい読んでしまいませんか。それが更にTwitterの力で拡散されていった時に、より読んでしまいたくなる理由が増幅されていったように思います。つまり、はてなブックマークを起点として、Twitterに拡散されていくことで、作品の認知が広がると同時に、「読む」という行為に対しての動機付けがなされていったのだと思っています。

マンガは強く言ってしまうと、非常に有名な著者や雑誌の力で売れていくことが多いコンテンツです。ジャンプで人気だから、あの先生の最新作だから、そういう売れ方は安定感が有ります。一方で、企画次第ではすごく売れる作品もあるように思います。「坂本ですが?」「ダンジョン飯」については、本屋の漫画コーナーに行く人が皆知っているような著者でも掲載誌でもないように思いますが、作者・編集者の面白い仕掛けに、本屋や本メディアが乗っかることで大きく跳ねた作品だと思います。

 

こういった作品はコンテンツの持つ面白さが、著者の過去作品や掲載誌などの「背景情報」によるプラスなどを抜きにして、読者の興味を誘ったのだと思います。その際に、書店員がおすすめするというのは本屋大賞このマンガがすごい!以来、安定感のあるやり方として普及してきましたが、それもやはり、最初の一歩が終わって、面白いと一定層にウケてからのように思います。

そこで、そういった背景情報などを抜きにしてかつ、新人作品が伸びやすくなる方法が「はてなブックマーク(正確にはソーシャルブックマーク)」×「webマンガ(無料でマンガを読む&URLがある)」と思っています。ひとまず誰かが読んで面白いと思った作品にブックマークが付く、それが更に新しい読者を獲得していく。こういうサイクルが今のwebマンガには少し弱く、サイトごとに盛り上がりが閉じているという課題があるように思っています。そういう課題を解決するためにも、なにか出来ることがないか。webに面白いコンテンツが増えることは、はてなブックマークにとっても良いことであり、ぜひ応援したい取り組みと考えています。そこでアニメとゲートのトップ、そこにマンガコーナを作ってみたり、webマンガ特集を作ってみたりしだしています。

 

 ・はてなブックマーク - アニメとゲーム

 ・はてなブックマーク - 人気エントリー - アニメとゲーム - WEBマンガ

 

ぜひはてなブックマークで面白いwebマンガを探してみてください。そして面白いマンガあれば、ブックマークをよろしくお願いいたします。多くのwebマンガサイトはスマホ対応が進んでいます。アプリにもwebマンガ特集(アニメとゲームカテゴリの特集タブより使えます)を用意していますので、ぜひチェック下さい。

 

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