daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

特集を記事のタイプから考える

特集を編成しているメンバーがいます。特集自体のあり方は常に変化していきますが、今日は記事のタイプから特集について検討しようと思います。まず、大きくインターネット上において、なにか大きなネタについて書かれている記事は3タイプあると思います(この他にも様々なタイプ有りますので、今回扱うのが3つという意味でご理解ください)。今回ココでちょっとしたラベリングを行いますが、これは個人としての整理方法で有り、メディア一般で使われているものとは限りません(あしからず)。

1つ目が新聞や通信社、TV報道を中心とした「ストレートニュース」です。速報性が高く、正しい事実を客観性を前提に伝えています。2つ目が、ストレートニュースを受けてより深く分析を行ったり、インタビューを行ったり、論を立てるような「解説記事」です。ストレートニュースを元に、読者の中で湧き上がった疑問を解決することを目的とし、媒体の色や書き手の色が出やすいという特徴があります。雑誌や専門系のメディア、新聞系でも解説系の記事、そういった媒体にコラムなどを提供しているような著者の記事(Yahoo個人面白いですよね)があります。3つ目は、それを受けて実際に読者が感じたことを書く「ブログやつぶやき」です。1,2,3に時間軸のような順番はありませんし、それぞれ読み手として求める効用が違うため、それぞれの価値があると感じています。

 

特集を作るにあたって、こういった記事の持つタイプを意識して作られている特集もあるだろうなと思っています(私自身は編成にそこまで深く関わっていないので推測です)。たとえば、「◯◯ニュース」と書かれているような記事は、1,2のニュースや解説記事を中心に組まれているような気がします。

私自身、経済ニュース特集はよくみています。はてなブックマークの特徴の1つである、ブログ記事はあまりないのですが、ニュースが一望できるのは面白いなと感じています。ブログ記事なども含めて一緒に読める「サッカー」や「将棋」といった特集も面白いのですが、ひとまずザクッと経済ニュースを拾いたい時に読むには、ざっと一望できる良さがあるなと感じています。

実際は、RSSで同じような媒体をフォローしているので二重のチェックになるのですが、RSSでは読み飛ばしていたような記事でも、やはりブックマーク数が伸びていると(特に関心のない業界であったとしても)呼んでみようと言う気持ちになります。新聞の良さの1つとして、紙面による重み付けがなされていることがよく上がると思います。私も新聞社でアルバイトしていたことも有り、その良さを感じます。またそれとは違う重みとして、他のユーザーがブックマークした数というのを参考にできるので、これはこれで新聞ともRSSとも違う視点で面白いなと感じます。どうしても、RSSなどは自分の関心が強いものを取捨選択する形で読みがちですが、こういった特集という形で他のユーザー活動が見える形で一望できるとまた同じような記事が一覧されていても違うのだなと感じました。ぜひ一度、チェックしてみてください。「◯◯ニュース」は、いくつかのカテゴリに存在しているようです。

 

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