daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

iOSアプリの審査が早まったことは開発フローにどのような影響をあたえるか

いや、これビッグニュースですよね。公式に発表された何かではないですがかなり高速に審査されるようになった実感が有ります。これまではバグを残してしまった時に特急審査に出すなどしかなかったのですが、これだけのサイクルで審査してもらえるなら、致命的ではないバグについても影響度の大きさを意識しすぎずに、審査に出すことが出来るようになりますね。実際のところ、公式に提示されている日数などはないので、今後もこのスピード感での審査になる保証はありません。ただ、これに合わせて開発フローの改善を進めていく必要があります。

たとえば、特急審査に出すか、どのタイミングの審査に出すかの判断をする必要が無いことが大きな変化です。いつ審査に入るかと不安な日々を過ごすひつようもないもの非常に嬉しいですね。開発フローの面では、AndroidiOSの同時リリースがしやすくなったというのが一番大きいようにおもいます。iOSのリリースが審査次第なため、Androidが数日ほど先行して完成させておくとバランスが良いということがあったと思うのですが、現状のサイクルであれば1日ほどのマージンで良さそうで、これは新機能を打ち出す時のマーケティングや告知などに好影響です。プレゼントキャンペーンや特定の日付を狙ったキャンペーンの取り組みやすさもあがります。

 

一方で、審査が早くなったからといってバグフィックスしやすくなり、動作などの検証が不要になったということでは勿論ありません。これまで通り慎重に丁寧に行いつつ、仮に潰しきれなかった時のリカバリーがしやすくなったということだと考えています。審査に出すまでの開発フローはそこまで大きく変更せずに、審査後のバグフィックスと次のリリースまでのフローがすこし変更になった程度です。

これはユーザーのみなさんにとってはバグフィックスが早まるという好影響があると思います。そこだけは、せっかくなのでしっかりとユーザーの皆さんが面倒だな、遅いなと感じられないように真摯に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

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