デザイナーのブックマークは格好いい
錯覚なのかもしれないのですが、デザイナーという職種の人がしているブックマークは格好いいなと思うことが有ります。デザイナーに対する尊敬のようなものがあるかもしれませんが、実際に格好いいなと思っています。はてなブックマークはそういう意味では、その人の個性が出るサービスかなと思っています。
自分自身の興味のある分野をブックマークすることが多いので、それが反映されるため、結果として個性が出ていると考えられます。ただ、もう少し興味とは異なった観点もあるのではないかと思っています。たとえば、TwitterのRTと比較してもこだわりが強いように思えたり、個性がでているなと思うからです。このRTとブックマークの差はなかなか違いを表現できないものの1つなので、うまく説明ができないのですが、ただ違いはあると考えています。
1つの仮説として、ブックマークは「大事」、RTは「面白い」という感情の先にあるのではないかというのがあります。これらは排他的ではないですし、かなり親しい感情の1つだと思うので、区別がつきにくいというのは事実だと思っています。ただし、大事の方が、面白いよりも個性がでやすいといことはあるのかなと感じています。
面白いは主語は他人である可能性が強いです。他の人も面白く思ってくれるかもしれないという仮説があって、RTしているケースよくありませんか。一方で、大事というものは自分が主語です。自分が大事だと思っているので、誰かも同じように大事に思ってくれるかもしれない。という形で他人にもつながっていくのですが、あくまでも自分のために大事だから残しておくという感情が強いのかなと感じています。
自分のための要素が強くなる分その人の個性がでやすいということがあると考えています。これはすぐに傍証できるような考えではないので、適切かどうかはまだまだわかりません。でも、「大事」と「面白い」の差は意識していきたいと思っています。加えて、デザイナーが大事と思っていることを表示すると、格好いいなという感想になるのだなというのはよい学びだなと感じています。
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