daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

30人くらいのチームは楽しい

今自分がマネージャーとして担当しているチームがアルバイトの仲間入れて30人くらいの開発人員のチームになっています。30名ってもちろん、1チームではなくて、複数のチームに分かれているのですが、これくらいあると中堅スタートアップくらいの開発人員規模にあるので、開発規模の大きさや開発できるものの多さに楽しさを感じています。

 

10名くらいまでは自分のチーム、自分がいてなんぼだ!と思ってたフシもあったのですが、20名くらいになって、自分がいなくても回るようにならないといけないみたいな方向転換がありました。30名になったら、チームの中にリーダーを設け、各メンバーのリーダーシップを育てようという気持ちになっていきます。

 

今日、事務手続き等をするために夏休みをとっていたのですが、自分が必要なときは明日また呼ばれるだろうという気持ちで、企画・エンジニア・デザイナー・事業のリーダーたちに任せて銀行や行政の手続きを完遂してきました。最近、本当に恵まれたマネージャーだなと感じることが多く、特にこの中間リーダー層の活躍の目覚ましさに喜ぶ機会が増えています。リーダーのもとには日々いろいろなチームをシステムをフローを良くするアイディアが募ってきます。そこをきっかけに色々と日々の改善が動いているし、リーダーが良い決断をしている場面もみます。もちろん、最終責任者としては自分がいるので、リーダーが迷ったり、チームとしての方針がなくて動きにくい時には声を出します。またビジョンをちゃんと掲げるとリーダーたちがそれを汲んでメンバーと会話してくれるなど本当に自分の想像する理想の組織の有り様に近づいてきていてびっくりしています。こんなに幸せでよいのか…。

 

もちろん、リーダーのみんなが最初からメンバーに対してリーダーシップをはっきりと発揮できていたわけではないですし、メンバー側のフォロワーシップとリーダーシップのバランスも悩んでいた時期も多かったように思います。ただ、チームの中に若手とシニアという構造を作り、若手をどんどん抜擢していき、シニアにそれをメンタリングするという仕組みを整理していた結果、このアタリのバランスを取ってくれるようになったと思います。今僕たちのチームのリーダー層は30歳前後、特に28-29歳のメンバーが中心です。シニアとして彼らを支えてくれているのが33-35歳の少し上の世代です。結構若いメンバーの揃ったチームかもしれません。

 

リーダーたちは日々不安や責任と戦っているのですが、そこをシニアたちが本当にいい塩梅にフォローしてくれているし、一方でチームに入った更に1-3年目のメンバーや学生アルバイトのメンバーたちがどんどん挑戦することでいい刺激を受けているなと感じることもあります。リーダー自身も若くして抜擢されたこともあり、自分よりも若いメンバーがのびのびと挑戦できるように環境を作ることも腐心していて、良かったことを再生産しようという空気があることもとても幸せな雰囲気だなと思います。

 

もちろん、大きいなりに動きが鈍かったり、逆に大きいからこそやることがいっぱいあったりとデメリットもあるとおもいます。PJMにスキルのあるメンバーは頑張って、よりPJM意識を植え付けようと動いてくれているのですが、全体浸透に時間がかかっていて自信を失っているように感じる時もありました(それでも粘り強く頑張ってくれています)。こういったデメリットには目をそらさずに動いていく必要があるのですが、でも、個人的に楽観視している部分もあります。今のこのチームなら、多様なスキルと考え方をもったメンバーを受け入れることができ、そのメンバーをいい刺激にしてチームをどんどん良くできるというふうに思っていますし、それができるリーダーたちが揃っているなと感じているからです。

 

35歳になって、30代を振り返ると、チームが大きくなっていく過程で、自分がリーダーのチームからリーダーがいっぱいいるチームへ、そしてその次のステップを目指してチームを作っていったことが一番の思い出だなーと感じたので、最近の雰囲気も含めてまとめてみました。抽象的な書きっぷりも多く恐縮ですが、チームのメンバーに書こうと思った文章を外にも公開するかとして、公開したものなので、チームメンバーに届くと良いなと思っています。

 

 

 

【PR枠】採用強化中のため、今年は記事の最後に求人リンクをいれることをご容赦ください

hatenacorp.jp