daily thinking running

はてなのプロデューサー(86世代)として日々想い、走る日々。

はてなブックマーク開発ブログのコメントをいつも読んでいます

はてなブックマークアプリの新機能「日めくり」で1,5,10年前の人気記事が読めるようになりました(Androidは1−10年それぞれの記事が読めます)。つい先日、その日めくりで以前読んだ記事を見つけました。

satoshi.blogs.com

上記が書かれている話は、自分がはてなブックマークを開発する際にも重要視しています。もちろん、50%の完成度でサービスを出すとしても、それはソフトウェアの品質として50%のモノを作っているつもりはない。基本的には無料とはいえ、多くのユーザーに利用いただいている以上、100%を企図してメンバーには依頼している。もちろん依頼を受けたはてなの仲間は、僕よりも品質への意識は高いし、こだわりは強い。少し抜いても良いのではないか、などと言おうものなら厳しい視線を感じることもしばしば(そういう場合は、もちろん僕が折れる)。

では、なにが50%なのか。なにの完成度が50%なのか。答えはそれぞれの人の中にあると思うが、僕は機能に対する自分自身の自信が50%を超えたらリリースして、ユーザーに意見を聞いてみるということなのではないかと解釈している。ここでいう自信は「はてなブックマークユーザーの半数以上がプラス評価してくれる可能性がある」であったり、「特定機能を利用しているユーザーの半数が納得してくれる可能性がある」といったり、どの程度のユーザーの評価となるかを指していることが多い。

そのためには(いわゆるサイレントマジョリティを含めて)ユーザーがどのような評価を下してくれるのか、それに対する感度を常に高く保たねばならない。はてなブックマーク開発ブログの記事に対するコメントやブックマークコメント、AppStoreやGooglePlayのレビュー、はてなブックマークに関する記事のエゴサーチ、各種機能の利用者に関するAnalytics関連のデータなどを日常的にチェックしています。

 

実際は50%になるのかどうか、そういった評価の大きさがワカラナイものについては、事前にユーザーに方針を説明したり(ブックマークコメントやRSSなど)、想定を見誤ってユーザーの評価が低い機能については整理統合、ユーザー体験の改善を行う。そういった声を上げてくれるユーザーには感謝が尽きない。

サービスを運営しだして年月が立って行くと、ユーザーの数も幅も広がっていく。結果として、初期ユーザーにとっては100%の自信で出せた機能が、新しく入ったユーザーを含めると自信が下がっていくということはよく起こる。そういう時に50%というのを自分の中で指標として持つようになったのは、上記の記事にあるような「はてな」としての考え方が染み付いているからということも大いにあると思う。入社してまもなく、そういった方針について上司である本部長からよく学ばせてもらった。

ここから次は、ユーザーが良いと思った機能を作った時にユーザーにその気持を表明してもらうことをどうにか促していきたいと思っている。これは下手な自己満足の話ではなくて、数字などの定量指標からリリースした機能の評価を推し量っているが、定性的な評価をしようとすると、サービスの年月が立って熱量が安定してくると今の方向性に関するプラスもマイナスも評価がされなくなっていく。サイレントマジョリティと言われる人たちの声が、当然だがサイレントなため定性的な評価にうまく利用できないということをどうにかできないかと考えている。

 

つい先日うけとったコメントからこの方向性でそこまで間違っていないと安心したし、改善提案を常にコメントくれるユーザーには検討している機能の改善に繋がると感じて非常に感謝しています。

コメントページが便利に! iOSアプリのバージョン3.6をリリース - はてなブックマーク開発ブログ

頑張ってるいいと思う

2016/01/19 12:25

b.hatena.ne.jp

 

ということで、利用していて違和感があったり、ちょっと良くなったなって思った時はぜひ開発ブログなどにコメントをください。それを元にサービスの改善をしっかりと進めていきたいと思っています。

 

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