昨日のランキングでブックマーク数とコメント数で結果が異なるのが興味深い
はてなブックマークのトップページの最下部には、昨日のブックマーク数のランキングとコメント数のランキングが掲載されています。はてなブックマークのトップページには旬な話題が集まっているのですが、そんな旬の話題を読み逃した際に簡単にチェックできるようにランキングが用意されています。
そんななかで掲題の通り、昨日のランキングでブックマーク数とコメント数で結果が異なるのが興味深いと思っています。ブックマークする=コメントすると思われがちなサービスではあるのですが、実際のところはコメントをせずにブックマークする人が多くいるということが現れているように思います。
もちろんコメント数1位の記事と、ブックマーク数3位の記事が同じではあるので、コメント数とブックマーク数に相関はあるので、コメント数が多い=ブックマーク数が多くなるという傾向があると思います。ただ、ブックマーク数が多い=コメント数が多いではないというのがポイントで、そこが非常に興味深いなと思っています。実際に、自分がブックマークする時を思うと、友人にシェアしたい、あとで読みたい、またじっくり読み直したいといったコメントとは無関係の目的であることも多いです。ブックマークコメント、いわゆるブコメについては様々な意見を頂きますが、コメントとは異なる形でブックマークを集めている記事もぜひみてもらうと面白いのではないかと感じています。
一方で、コメント数が多いとブックマーク数が多くなるという側面も非常に面白いなと思っています。コメントが多くなるということは、その記事について言及したくなるということだと思うのですが、その時に必ずしもTwitterやFacebookとか他の言及プラットフォームも総じて高くなるわけではないというのが面白いところです。はてなブックマークでコメントが盛り上がってことでTwitterやFacebookでも盛り上がるような記事もあれば、はてなブックマークだけで盛り上がったり、TwitterやFacebookだけで盛り上がったりするような記事もあります。
こういった違いについては正直、うまく分類することが難しいなぁと最近は感じています。記事ごとにも違いますし、ユーザーにも流れがあったり、昼夜、曜日様々な変数が複雑に絡み合っているように思います。できればこれを分類してうまく整理することでもっともっとサービスをわかりやすくしていくこともできるのではないかと考えたりもします。
一方でそういった方程式にうまく納めることができないからこそ、ユーザーの皆さんと一緒にサービスを作っていく面白みがあるのではないかと思うようになってきました。サービスが分かりやすいことも1つの価値だと思います。一方でわかりやすいだけではなくて、ユーザーの様々な活動の結果、いつみても雰囲気が少しずつ違っている、そういった飽きのこない面白さもある、そう考えるようになリマした。CGMと言われるようなユーザーの皆さんとサービスの魅力を育てていくものについては、わかりやすさ以上に大事な指標なのではないか、そう思うようになっています。
47/366