サービスを統合する時に受け皿をどうするべきか
今回、Pressoというサービスを終了するにあたって、どう言う形で既存のPressoユーザーの皆さんにご理解を頂くべきなのか、それを考えていました。Presso自体は決して少なくないユーザーの方々にご利用いただいており、それを踏まえてのサービス統合となったのですが、どうすれば自然に受け止めて頂けるのか、丁寧に丁寧に1つ1つ告知や機能などを考え、対応を進めてまいりました。
たとえば、上記のような移行機能を提供することもそうです。また移行先の関連ワード機能についてはデザイン面でもPressoと同様のデザインを採用するなど自然に導入できるように考えました。以降に関するヘルプや関心ワードのヘルプについても丁寧に準備致しました。実際には、こういったヘルプなどの閲覧量は少ないかもしれませんが、すごくPressoを愛してくださっているユーザーだからこそ、ヘルプなどを見られて利用するかどうかを検討されるかもしれない。そう考えると閲覧量は少なくとも出来る限り丁寧にわかりやすくするべきと考えて作成しています。
より多くのユーザーの形に伝わるようにプレゼントキャンペーンを行ったり、サービス終了事前告知を行い、終了当日にも告知を出しました。GW空けには主要な機能を3つほど停止し、活用できなくなる予定です。
サービス終了ではなく、サービス統合というのはなかなか経験できないことも有り、実際にこのやり方で良かったのか、常に自問自答を繰り返しています。サービス側からするとサービスの統合なのですが、ユーザーさんから見た時にサービス終了とサービス統合には違いはないだろうと推測しています。
サービス終了はユーザーさんとの接点が失われるピンチなのですが、そこをサービス統合という形で少しでも接点を広げ、新しい環境でご利用頂きたいというのが率直な思いです。今回の終了でご利用を停止される方もいらっしゃるとおもいます。出来る限り減らしたいと考えています。そして、実際に統合先でもご利用頂いているユーザーも多くいらっしゃります。失望されないようにしっかりと声を反映して改善していきたいと感じています。
Pressoからの移行ユーザーは正直、想像よりも多くいらっしゃいました。これは受け皿をうまく用意出来たらから、告知をうまく出来たから、そう考えることも出来るかもしれません。でも、本当はそれだけ多くのユーザーに愛されたアプリだったということが一番の要因なのではないかなと感じています。
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