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daily thinking running

はてなのプロデューサー(86世代)として日々想い、走る日々。

賃金上昇はリスクか。

86世代の気づき

先日に続き、ドキュメンタリー見て感じたことを書きたい。NHKのドキュメンタリーで、中小企業が消費増税に合わせて賃金を上げるかどうか、その意思決定の現場に迫った番組があった。

 

賃金上昇とそれに紐づくリスクというテーマに対して、いくつかの企業の例を織り交ぜながら、メインとなる企業はなぜ賃金上昇を決めたのかを伝えていた。
メイン企業は、いわゆるケイレツではない街場の下請け企業で、利益は出ているがその金額が毎年減少しているという状況だった。その中で消費増税にむけて、賃金カットしてもついて来てくれた従業員に向けてどうにか賃金上昇を実現したい社長が奮闘していた。利益が減少して行く中、賃金上昇を実現するのは利益が更に減少するため難しい。そこで利益を上げることを目指し、新しい機材を導入して新規の売り上げを作ることに成功する。その裏には、機材の導入に対する国の補助金があってリスクにチャレンジが出来たという内容だった。
 
補助金があったのも大きいと思うがジリ貧になる中で賃金上昇のためにリスクをとっていたのが心に残った。ジリ貧に陥ったサービスや企業の多くは決断が遅れ、前に進めず、現場を維持することを目指してしまう。ジリ貧にある中でそれでも前に進むためにリスクを取る勇気は責任者として立ち向かわないといけないことがあると思う。
 
ただしリスクをとっても現状維持では成長がない。賃金上昇、利益拡大という目標のためにリスクを取らねば、会社も社員も前に進めない。ただジリ貧のなか、賃金上昇というリスクを取るのではなく、賃金上昇を実現するために新規事業を立ち上げるというリスクを取ることが本当に取るべきリスクのあり方なのだと思う。いいドキュメンタリーだった。