daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

社会現象との向き合い方

ポケモンGO、どこもかしこもポケモンGO。そういう感じですね。はてなブックマークの記事にも多くポケモンGOが出てきています。こういう時によく頂くご意見に、特定の記事ばかりでつまらないというご指摘が有ります。個人の感想としてはかなり同意しています。一方で仕方ない側面もあると思いますし、社会現象というのはそういうものかなと感じています。ただし、選挙は一日で終わりますし、W杯であってもそこまでたくさんの記事であふれることがありません。ポケモンGOの状況は過去数年で類例をみないものになっているかもしれません。

こういった時に、特定の記事ばかりで飽き飽きしてくる、新聞もテレビも同じネタばかり。だから、多様な人が参加するソーシャルブックマークは多様な記事が出てくるのではないかと期待頂くことが有ります。正直、インターネット系、アプリ系のブームはテレビよりもはてなブックマークのほうが影響が受けやすいため、こういった時でも様々なニュースを伝えるのはマスメディアのほうがバランスが良いのではないかと感じています(個人の感想です)。ソーシャルメディアであるところの、TwitterFacebook、そしてはてなブックマークはやはり、ポケモンGOであふれていますね。どちらが心地よいかは各ユーザーで判断が分かれます。

 

さて、そうはいっても裏では個人的に関心のあるニュースやイベントがいくつか行われていました。たとえばカープ黒田の200勝。またONE PIECEの映画新作。そしてリオオリンピック。表に出てくる情報が少なくなる分、そういった関心のある記事をうまく見つける方法がないかと感じています。1つは関心ワードの利用です。気になる言葉を登録しておくことでそれに関係する記事を自動で収集してきます。もう1つがテレビや新聞をこの機会に読んでみるというのも面白いと思っています。どこもかしこもポケモンGOにあふれている以上、それ以外の視点を拾う手段としてこういったメディアを改めてチェックしてみるのは面白うですよね。ネットとこういったメディアの差分を把握するのにもよいタイミングのように感じています。ということで明日は地元の京都新聞を買って読んでみようかななんて考えた日曜でした。

 

207/366

 

機能を減らすことについて

bookmark.hatenastaff.com

昨日のリリースで、ユーザーの利用動向から優先順位を再設計して、使い勝手を大きく変更したリリースでした。これはどういう反応になるのか想像していた部分もありフォローできていた機能もあれば、フォローして切れなかった機能もあると反省しています。フォローできていなかった機能については今後改善していきたいと思っています。一方で、いくつかの機能をトップ画面から減らしました。これについては様々な意見があり、トップ画面に要素が多すぎるというご意見をいただくこともあれば、もっとトップで使いやすい位置に配置して欲しいといった声を頂きます。ぼくなりにこれについては、ユーザーが期待する機能がユースケースやユーザーのタイプによって異なるということが一番の背景かなと感じています。

これを前提とした時に、少数のユースケースをどう優先順位をつけるか難しい議論があるなと感じました。割合が少ないから不要な機能かというと、かなり使いたい時があるケースはあるけどそれはまれ、でもそのためにアプリを入れているというケースなども0ではありません。代替性やアプリの利用目的との合致度など軸も複数あると考えています。サービスとしての根源的な思いや課題意識なども影響します。

 

正直、ここについては正解になるような取り組みは出来ません。もちろん、数字という形で正解のように見えるものは見えてきますがそれは一次的なものかもしれません。そういう課題意識を持ちながら、今回あえてモードを1つ増やしたというのは大きな意思決定でした。みんなが見るホームに対して、ある程度、ユーザーの用途に合わせて使えるようにするメディア、個人の関心に紐付いてチェックできるフィード、ブックマークを整理するマイブックマークと、ホーム以外のモードは個々人の利用ケースに合わせて使ってもらうというイメージです。数十%のユーザーが使う機能はホームにあるべきと考えつつ、1つ1つのページが数%、でも熱烈に利用したいユーザーがいる。こういったケースについてはそれぞれのモードに適切に配していくのが良いかなと感じています。そして、それをできるだけ自然に、使い込んでいくとより使いやすくなっていくようにしていくことを目指していきたいと思っています。

 

はてなブックマークのアプリはリニューアル以降、様々な取り組みをしかけてきました。その中で数字につながったものもあれば、課題意識をもった取り組みもありました。これを一旦減らしたり、表示の優先度を整理したりと1つの新しい区切りとなるリリースでもありました。

俺のアプリをもっと俺のユースケースに合わせて使いやすくしてくれという声は非常にありがたいものですし、そういった声を頂けることを常にうれしくおもっております。また、もうちょっと改善できた部分があるのではないかという叱咤激励もしっかりと読ませていただいております。僕らはここから更に改良・改善・挑戦を続けていきたいと思っておりますので、今後共、コメントのほどどうぞよろしくお願い致します。

 

203/366

 

新機能「まわりの話題」をiOS・Androidアプリで同時リリース! 合わせてAndroidアプリもメジャーアップデートしました

bookmark.hatenastaff.com

署名記事を書きましたので本日は休載です。やっとビッグリリースをiOSAndroidで同時リリースできました。じわる良い機能なのでご活用ください。

 

202/366

 

iOSアプリの審査が早まったことは開発フローにどのような影響をあたえるか

いや、これビッグニュースですよね。公式に発表された何かではないですがかなり高速に審査されるようになった実感が有ります。これまではバグを残してしまった時に特急審査に出すなどしかなかったのですが、これだけのサイクルで審査してもらえるなら、致命的ではないバグについても影響度の大きさを意識しすぎずに、審査に出すことが出来るようになりますね。実際のところ、公式に提示されている日数などはないので、今後もこのスピード感での審査になる保証はありません。ただ、これに合わせて開発フローの改善を進めていく必要があります。

たとえば、特急審査に出すか、どのタイミングの審査に出すかの判断をする必要が無いことが大きな変化です。いつ審査に入るかと不安な日々を過ごすひつようもないもの非常に嬉しいですね。開発フローの面では、AndroidiOSの同時リリースがしやすくなったというのが一番大きいようにおもいます。iOSのリリースが審査次第なため、Androidが数日ほど先行して完成させておくとバランスが良いということがあったと思うのですが、現状のサイクルであれば1日ほどのマージンで良さそうで、これは新機能を打ち出す時のマーケティングや告知などに好影響です。プレゼントキャンペーンや特定の日付を狙ったキャンペーンの取り組みやすさもあがります。

 

一方で、審査が早くなったからといってバグフィックスしやすくなり、動作などの検証が不要になったということでは勿論ありません。これまで通り慎重に丁寧に行いつつ、仮に潰しきれなかった時のリカバリーがしやすくなったということだと考えています。審査に出すまでの開発フローはそこまで大きく変更せずに、審査後のバグフィックスと次のリリースまでのフローがすこし変更になった程度です。

これはユーザーのみなさんにとってはバグフィックスが早まるという好影響があると思います。そこだけは、せっかくなのでしっかりとユーザーの皆さんが面倒だな、遅いなと感じられないように真摯に取り組んでいきたいと思っています。

 

 

201/366