daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

株式会社はてなの執行役員になりました。

この度はてなに入社して6年が経ちました。京都に引っ越してから6年です。6年もたつと仕事の内容はどんどん変わっていて、はてなブックマークのディレクターからスタートして、たくさんのサービスに関わり、プランナー、ディレクターや営業、プロデューサーと多様な職域も経験してきました。

 

後半3年位関わっているマンガ関連のサービスについては、特に思い入れがあります。個人としての思いや考えをサービスや企画にそのまま反映させながら、0から立ち上げていることもあり、責任や自覚の大きさはこれまで関わったサービスの中では一番大きかったかもしれません。ただ、3年前にはてなブックマークのディレクターを離れたときも、はてなブックマークというサービスに対して同じような感想を持っていました。なので、最近関わったものが自分の中では大きいということなのかもなと考えています。

 

はてなは上場していく課程やその後の成長を通して、多くの仲間が増えました。上場したから仲間が増えたのではなく、仲間を増やせるくらいにインパクトのある仕事をできているからこそ、上場できたと個人的には考えています。サービスを企画立案し、事業を企画することを繰り返してきましたが、その一方で大きくなっていく会社をより良くしていきたいという気持ちは並行して芽生えていきました。

 

人事異動に関するお知らせ

 

その中で、自分がどういった役割を担っていけるのか、何が自分に得意な分野があるのかというのを自問自答することも多くありました。上司であるonishiが持っている「組織のトップとしての包容力」は僕には(onishiと比較すると)足りないなぁと思うことがよくあります。社長のchris4403は「冷静だけど、ポジティブに物事を進める能力」は、感情や思いに引っ張られてしまうことがある僕には足りない部分です。取締役のmouri_yujiが示す「ビジネス的な大局観や事業の現在に対するインサイト」にはとても影響を受けていますし、mitsukiが持っている「常に0からロジカルに、今必要なこと大事なことを正しく判断する」スキルがあるからこそ、僕は安心してサービスや事業の立ち上げができました。僕から見ると「Cool Head, but Warm Heart」な経営陣だなといつも感じています。

 

今は非常勤取締役になって会話する機会が以前ほどは減ってしまいましたが、執行役員になることで、jkondoと会話する機会がきっと増えるだろうと楽しみにしています。(昔みたいに社長室に入って悩み相談に乗ってもらうみたいなことは難しいかもしれませんが、それくらいの勢いで会話することもできるのではないかと密かに思っています。)これから多くの会話をしていくだろう監査役社外取締役のメンバーの方々とのやりとりがどのようなものになっていくのか、個人的には好奇心でいっぱいです。

 

一緒に執行役員になった id:ryokubo は入社してから、一番影響を受けた同僚の1人です。広告モデルのビジネスを知らなかった僕に、広告ビジネス・デジタルマーケティングのプロ(スキルとしてもマインドとしても)として、0から多くのことを教えてくれました。はてなに入社して良かったと思えることはたくさんありますが、人材面ではryokuboと仕事できたことが個人的には一番ありがたかったと思っています。

 

こういう記事では、一緒に働いてくれている沢山のメンバーに対してメッセージを出すことも大事なのだと思っています。もしかすると多くのメンバーに対して感謝する方が一般的かもしれません。でも、僕がメンバーのみんなだと、自分がどういうことにワクワクしているかを聞けるほうが嬉しいかもなと思い、このような形を取ってみました。

 

僕は企画をすることが得意な人間だと思っています。企画にはいろいろな形があると思います。はてなという会社でサービスを作り、事業を創り、組織を作ることに貢献していきたいという思いはこれからも変わりません。1つ1つの企画を丁寧に、そして大胆に、なにより自分らしく面白いものにできるように、ワクワクする気持ちを大事にして、会社の成長に全力で貢献していきたいと思います。

 

はてな在籍7年目、ラッキーイヤーにできるように、新しい役割も楽しんで結果を出していきたいと思います!