daily thinking running

86世代として日々想い、走る日々。

雨に濡れたっていいじゃない

週末子どもたちと3人で遠くの公園に散歩で遊びに行った。嵐山の竹やぶを抜けて言った先にある公園。暑かったし上り坂をがんばって公園に向かった。嵐山に来た頃はベビーカーに載っていた小さい子どもたちも、今では自分の足で竹やぶを抜けていく。

公園でシーソーやブランコ、缶蹴りをして遊んでいたら、ぽつん、ぽつんと雨。空を見上げると灰色雲。ああ、これはもう手遅れだな。傘は持っていないし、にわか雨に打たれるだろう。雨宿りするかなと思って道路を見ると濡れていない木の下がぽつぽつ。子どもたちに雨ヤドリする場所を探すときは道路を見ると良いんだよ?と教えながら向かう。

 

雨宿り先に付くと、トトロみたいだねーと3人で笑う。トトロがジャンプしたら雨がざーっと降るところだよね。そうそう!じゃあ、もう雨の中で帰っちゃうか、濡れたらシャワー浴びよう。いいね!いいね!

トトロの歌を歌いながら、にわか雨に打たれながら竹やぶを抜ける。高揚感で行きよりも気持ちが早足。雲は抜けて雨はあがる。びしょ濡れになた帽子とマスクで笑いながら家に向かう。雨宿りをしても良い。雨に濡れたって良い。子どもたちがやりたいことを、やってみたいことを率先して一緒に笑い転げる父親でいよう。大雨に傘をささずに踊る父娘がいたっていい、そう伝えたかった昼下がり。